ザイレムについて
- 高効率 IE4 クラスに匹敵するモーター
- 統合パワーエレクトロニクスにより、外部可変周波数ドライブ(VFD)の必要性を排除
- 370 mm、580 mm、770 mmの 3 種類のプロペラサイズで、ブレード角度の最適化および固定が可能
- 290~800 rpm の範囲で出力(反力)を変更可能
- さまざまなプロセスシナリオに柔軟に対応可能な、拡張性に優れた撹拌制御システム
- アナログ I/O とフィールドバスを備えた FPG 415 ゲートウェイの追加により、現場または遠隔操作が可能
- フレキシブルな撹拌制御(ADF システム)へ容易にアップグレード可能。ミキサーは制御方式によって変わることはありません。
- ミキサー交換時の設置が容易
- プロペラの回転数を一定に保つ
- ソフトスタート/ストップ
- 自動過負荷保護
- 力率が1に近い理想的なシステム
- フルステータス、アラーム情報による柔軟な制御(ADFシステム)
- ジョグホイール付き操作盤 FOP 315、またはタッチスクリーン操作盤 FOP 402(ADFシステム用オプション)
要求に見合った出力を調整可能なXylem社製 Flygt 4200 アダプティブミキサーシリーズは、撹拌工程を完全な制御と優れた適応性により、廃水処理業界に革命を起こします。プリセット制御の AD 標準制御システムには、優れた省エネ、主要な自律的保護、フレキシブルな制御(ADF システム)を可能にする拡張性といった、多くの優れた機能を備えています。接続が容易で、操作盤に簡単に接続することで監視機能を完全統合できるため、どこにいてもミキサーの最適動作が保証できます。
エネルギー使用量を最大 50% 低減
Flygt 4200 アダプティブミキサーシリーズは、事前に設定した回転数で運転する場合(AD標準制御システム)や、アナログ I/O とフィールドバス(ADF 柔軟制御システム)を備えた FPG ゲートウェイを追加して現場や遠隔で運転する場合に、大幅な省エネ性能を発揮します。Flygt 4200 シリーズは、ミキサーの出力を実需に見合ったものとすることで運転コストをさらに削減し、プロセス効率を最適化します。
プロセス回復力の向上
Flygt 4200 アダプティブミキサーシリーズの使用により、完全かつ迅速な柔軟性を実感いただけます。現場での手動制御や SCADA を統合した管理により、不測ないしは計画的な変化に対応して効率を維持できます。例えば、季節変動、タンク清掃、プラント更新といった孤発事例発生の際にも、使いやすい Flygt 操作盤(FOP)によってミキサーの出力を完全に制御し、迅速かつ効率的に対応可能です。
さまざまなプロセスシナリオに対応するため、多種多様な制御システムをご用意しました。
- AD - 標準制御システム
- 優れた省エネ、主要な自律的保護、および拡張性といった、多くの優れた機能を備えたプリセット制御により、後工程でフレキシブル制御(ADFシステム)に容易にアップグレード可能です。
- ADF - 柔軟な制御システム
- アナログI/Oとフィールドバスを備えた FPG 415 ゲートウェイを追加することで、Flygt 4200 シリーズを現場や遠隔での操作への対応が可能になります。また、監視機能が備わっているため操作盤に容易に接続でき、ミキサーの動作を最適化します。
ミキサーの稼働率向上
- Flygt 4200 シリーズのミキサー制御エレクトロニクスはダストが無く、非酸化性の環境に設置されているため、ドライブ故障のリスクを低減します。さらに、一体化コンポーネントを冷却媒体中に沈めることで、従来の VFD のコンポーネントで最も故障発生率の高いファンが不要となりました。この一体化設計により、サイジング、設定、配線に起因する故障の可能性も排除されます。
- Flygt 4200 シリーズの導入により、ミキサーに触れることなく、また制御室にいながらにして事態の経緯を正確に把握できます、。また、消費電力、電力量計、運転時間、ドライブ温度、位相損失アラーム、過負荷などを監視する機能が統合されています。
- Flygt 4200 シリーズは過負荷の発生を自動的に感知して出力を調整し、作業者に通知します。内蔵モーター保護機能により、過熱や過電流による機械的損傷から守ります。
- また、Flygt 4200 アダプティブミキサーシリーズは低速でミキサーへの出力が得られることからミキサー自体の摩耗が少なく、高度なモーター、Active Seal テクノロジー、耐久性に優れた流体機器などにより保守費用を低減できます。
ミキサーの在庫を削減
Flygt 4200 シリーズは複数の負荷ポイントを持ち、多岐にわたる用途に無理なく導入できるため、代替用ミキサーや予備部品の在庫を削減し、再構成やミキサー交換にかかる設備投資も低減できます。